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金融破綻が起こっているのでは

経済誌などを読むと、世界の経済事情、日本の経済事情などについて経済エコノミストが様々な意見を展開しています。個人の意見ですので、エコノミストによって経済情勢に対する判断も違いがあるようです。日本経済について破綻が起こっているのではないかと周囲に恐れを感じさせる意見は昔からありますが、このことについて正確な判断を誰が出来るのかというと、応えられる人はいないのではないでしょうか。 一般生活者の視点から見ると、金融情勢は悪化の一途をたどっているように見えるかもしれません。国の財政は逼迫しており、大増税時代がやってくることが予想されます。少子化・高齢化の問題は解決策が見えず、税収確保の難しさと高齢化社会に対する対応の遅れが懸念されます。増税だけで財政が確保出来る訳ではなく、国債の発行も引き続き増加するでしょう。金融破綻が起こることを懸念しても無理のない状態です。 確かに日本の歴史の中では、債権が紙切れ同様に価値が無くなった時代もあります。資産のある方は、不動産や金、外貨などに資産を分散しリスクを軽減することは正しい方法だと言えるでしょう。しかし、現代日本社会の現状は、裕福な人とそうでない人の格差が広がっています。日々の生活で精一杯な人々には、金融破綻はそれほどの恐怖ではないでしょう。 また、ある程度の資産がある方達は、金融情勢について関心を持ち、テレビ、新聞、雑誌などの経済ニュースに敏感に反応し、エコノミストたちの意見に心を悩ませる方が多いようです。以前、政府が国民に預金から運用へ意識改革を推奨した時期があります。金融雑誌やテレビの情報番組でも投資商品を取り上げメリットを広く広告したことがあります。その時期に預貯金を株や投資信託などにシフトした方達の中には、かなりの損失を被った方もいるようです。 金融情勢は、政府でも判断が困難だと実証したのではないでしょうか。日本の金融情勢が今後破綻するかしないかは、誰も確かな応えをすることは出来ないと考えます。